
鍼灸院を探す基準
2. 鍼灸の施術料金について
鍼灸治療は制度上の制限があるために、ほとんどが自由診療(保険が利かない)で、施術料の規定や制限は特にありません。そこで施術料は各治療院が自由に設定できます。高いところもあれば安いところもあり、30分いくら、40分いくらと時間で分けていたり、一つの部位でいくら、全体でいくらと部位で施術料を分けているところもあります。しかし高ければいい治療という保証もなく、全体と部位で分けているというのが良心的かというとそれも各治療院の方針による違いだけですので、良い悪いの基準にはならず、なかなか一般の方には理解しにくいものだと思います。
そこで、施術料から見る鍼灸院の選択基準を下に述べておきます。
- 施術料が高ければ技術が高いとは限らないし、逆に安ければ技術がないというわけでもない。つまり、施術料と鍼灸の技術力に関係はない。しかし、あまりに安いところや、あまりに高いところは、受診に際しよく考える必要がある。
- そこで、施術料の全国的、地域的相場を把握しておくことが大切である。ある程度地域が決まっている場合は、その周辺の鍼灸院をネットで調べて、相場を見ておくと良い。
- 東京など大都市近郊では4000円~6000円の間が多いが、それ以上に高いところもあり、差が激しい。
- 料金体系もまた各治療院で異なります。
- どんな内容でも一回の施術料が決まっているところ
- 時間別(30分3000円、60分6000円など)
- 部位別(症状のあるところだけの治療か全体も含めるのかなど)
- 症状別(肩こりでいくら、肩こりと腰痛でいくらなど)
- コース別(美容コースなど)
- 症状や身体の状態によって決めるところ(この患者さんは治療時間がかかりそうだと判断したら、その治療時間分の施術料になるなど)
- これらの料金体系は、どれが良いか悪いかではなく、各治療院の方針となります。
- ※ いずれにせよ、料金体系が曖昧ではっきりしないところは避ける。もしHPなどをみて分からない場合は、直接電話で聞いてみる。
- ある患者さんに聞いた話ですが、「施術料金は、治療家が使うエネルギーの量によって異なります。」といっている先生がいたそうで、そこは患者さんによって料金が違っていたそうで、その患者さんは一回一万円もかかっていたといいますが、これは疑問に感じます。そもそも治療家は、患者さんのためなら何でも厭わないような人がやるもので、そのために使うエネルギーとかは考えないものです。
- 慢性的な症状の場合は長期の通院が必要になるので、相場を無視したような施術料や、あまりに高い施術料を設定している場合は、病気を治したり、症状を改善するという意味において長期の通院には不向きで、鍼灸院として患者様のことを考えているのか疑問に感じるところです。

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