鍼灸治療を受診する前に。
源保堂鍼灸院の鍼灸治療は、本治法と呼ばれる伝統的な鍼灸をしておりますが、患者様には、当院の鍼灸の特長をご理解いただき、納得した上で鍼灸治療を受けていただきたいと思っております。
そのため、“鍼灸治療受診の心得”として、鍼灸治療を受ける前に、知っておいていただきたいことを、このページにまとめておきました。
実際に当院で鍼灸治療を受ける前には、必ず鍼灸について説明をさせていただきますが、申し込みの時点で、ある程度、鍼灸治療の概要を理解していただきたく思います。
鍼灸治療の申し込み後、実際に当院に来ていただきましたら、鍼灸治療に入る前に、改めて鍼灸の説明をさせていただきますが、その説明で納得と受診の同意をいただけない場合は、その場で鍼灸治療を断っていただいてもかまいませんので、そのときはお気軽におっしゃってください。
また、鍼灸治療がどのように行われるものなのか、自分の症状が鍼灸の適応なのかどうかなど、鍼灸治療受診のご相談も受けておりますので、その場合は以下のページからお申し込みください。
鍼灸治療受診のご相談

鍼灸治療受診前に、知っておいていただきたいこと。
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まれにめんげん現象・好転反応があります。
鍼灸治療を受けますと、身体は、鍼灸の刺激をツボを通して身体に馴染ませようとします。特にはじめて鍼灸を受けたときなどは、この鍼灸の刺激を馴染ませる過程で、身体がだるくなりすぎたり、力が抜けすぎた状態に一時的に起こることがあります。また、場合によっては患部の症状が少し強くなることがあります。
これらはめんげん現象と呼ばれる好転反応ですので、症状が悪化したり、他の症状を誘発したりするものではありませんが、鍼灸治療を受けたのに身体が悪くなったと勘違いされる方もいらっしゃいます。このようなめんげん現象・好転反応が過剰に起きないように、細心の注意を払って鍼灸治療をさせていただきますが、稀にこのような反応が起きることをご理解ください。

効果の出方は個人差があります。
病院の薬にも、効き方に個人差があるように、鍼灸治療も効果の出方に個人差があります。個人差だけではなく、同じ患者様であっても、その日の体力や体調によって、効き目が変わることがあります。
鍼灸治療の効果の出方ですが、鍼灸治療を受けているその場から体調が良くなっていくことを実感される方や、鍼灸治療直後は効果の実感がなかったが、職場に戻ってから快調になったという方、次の日の朝になって目覚めがよかったなど、それぞれに効果の出方が違います。
これは、鍼灸治療の効果の差ではなく、鍼灸治療の効果を、身体がどのように受け止め、どのように治癒に向かわせるかというここの患者様の身体の個人差によります。一般的に、ぎっくり腰や寝違いなど、昨日今日の不調については、まだ体力があり、病も深く入っていないので、割りとその場で効果の実感が出てくることが多いようです。一方慢性的な症状の場合は、最初のうちは、効果の実感は少ないかもしれません。
ただし、これは治療効果の出方の問題であり、治療を受けることによって、確実に身体は良い方向へ変わっていきます。治療効果がない人は稀です。
鍼灸治療の効果(個人差)を左右する要素
体力 |
体力が多い方は回復力があるので、治療効果もすぐに出やすいです。
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体調 |
あまり体調を崩していない場合、回復力も残っているので、治療効果もすぐに出やすいです。
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環境 |
食生活の状況、仕事の状況、ストレスの生むなど、生活環境は治療効果の出方に影響を与えることがあります。
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病気の状態 |
慢性か急性か、病気が浅いか深いかによって回復の早さが異なることがあります。
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鍼灸は一回で治ることもあるが、それは稀であること。
鍼灸治療はたいへん効果のあるものですが、一回から数回で治るのは、昨日・今日傷めたぎっくり腰や寝違え、運動などによる筋肉疲労といったものです。また、リラクゼーションのような目的であれば、疲れがたまったときに来ていただければ、一回の治療でもかなり効果が出てきます。
しかし慢性的になった症状については、ある程度の回数と頻度が必要となります。例えば内臓疾患、ホルモンバランスの不調、自律神経の失調などは、回数と頻度が多くかかることがあります。
患者様個々の身体の状況や、症状の慢性度によって回数と頻度は異なり、また明確に「○ヶ月でよくなります」、「○○回でよくなります」とは言えないところがあります。もしこのあたりを明確にして治療を受けたい方にとっては、鍼灸治療は不向きなところがあります。
鍼灸治療の受診回数と頻度の目安
鍼の安全性について。
鍼はすべて使い捨てですので、常に新しい鍼で鍼灸治療を受けることができます。
鍼をするときは、強力なクレゾール消毒薬で手指消毒をしております。
治療器具に関しても、消毒は欠かさず行っております。

鍼灸治療全般について・鍼灸治療Q&A
鍼灸治療についてまとめたページと、よくある疑問とその答えをまとめておいたページがありますので、こちらのページも参考になさってください。
東洋医学・鍼灸について
鍼灸治療Q&A
はじめての鍼灸治療
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鍼灸治療は癖(クセ)にはなりません。
「鍼灸治療は癖になる。」と言われることがあるようですが、本来鍼灸治療ではそのようなことはおきません。
鍼灸を、“患部への刺激療法”として行っているところでは、患部に鍼を刺したり、そこに電気を流したりして筋肉を強く動かすために、鍼灸治療を受ける度に、鍼灸の刺激に感覚が麻痺していくこともあり、刺激が強くなってまさに“癖になる”状況になることもあり得ます(いわゆるマッサージでいう揉み返しのような状態)。
しかし、伝統的な鍼灸治療や、常に身体全体を調整することを念頭に入れている鍼灸治療では、癖になることはありません。
鍼灸治療にも、理論や根拠があります。
現在、最新の科学をもってしても、鍼灸治療を、完全に科学的に捉えることはできません。ツボや、気というものも、いまだに現代科学では説明がつきません。
しかし、鍼灸治療が4000年前に誕生し、その後、脈々と受け継がれてきた歴史は、鍼灸の有効性を如実に現すものです。また、東洋医学という一つの科学体系の中では、各臓器の整合性や働きを解明しており、実践的な医学としての体系が整っておりますので、決して荒唐無稽なものではありません。
また最近では、EBM(Evidence-based medicine:根拠に基づいた医療)という考え方の普及により、鍼灸医療についてもその効果の根拠を、現代科学的な手法で積み上げている試みも進んでおります。
鍼灸の鍼は、神経にはさわりません。
鍼をしたことがある方の中には、ビーンと響く感覚を味わったこともあるかと思います。これを神経にさわったという方がおりますが、鍼灸の鍼はとても細く、また神経はとても細いので、そこに細い鍼をさらに当てるということは、まず起こりえません。鍼を刺す深さも、神経に到達するほどではないことがほとんどです。
鍼灸治療は、治療時間が長ければ効くというものではありません。
鍼灸治療は、患者様の体力や、身体の状態を診た上で、的確なツボに、的確な刺激を加えることが最も効果を上げることにつながりますが、治療時間の長さについては、治療効果には関係ありません。
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使うツボの数は多くありません。
源保堂鍼灸院では、闇雲にたくさんのツボを使うことはしておりません。それは、本当に必要なツボを、数を限って使うことの方が、治療効果が高いという考え方からです。使用するツボが少ないことで、身体への負担も少なくなるというメリットもあります。
一本の銀の鍼、合金の粒(マグレイン)、お灸を使って、本当に必要なところへ鍼をしていきます。
たくさんのツボを刺してほしい方にとっては、“治療をしてもらった~”という満足度が低いかもしれません。
患部にはほとんど治療をしません。
患部は既に元気がなくなっていますので、いくら鍼をしたり、刺激を加えても、そこから元気が出てくることはありません。当院では、五臓の正気を調整し、弱っているところへ元気を送ることによって症状を治していくのが鍼本来の特長と考えております。そこで、痛いところ、凝っているところへ鍼をすることはほとんどありません。
ぎっくり腰など急性期のものに対しては、患部にお灸をすると効果が出やすいことが多いので、このようなときは患部に施術をすることもあります。
患部に直接施術してほしい方にとっては、物足りないと思われます。
常に身体全体を調整する鍼灸治療です。
源保堂鍼灸院の鍼灸治療は、「本治法(ほんちほう)」「経絡治療」と呼ばれるものですが、これは、常に患者様の身体全体を調整する伝統的な鍼灸術です。身体全体の調整をすることによって、症状がある部分が回復し、同時に体質改善もなされていきます。
東洋医学では、病気になる前の状態や、何となく身体の調子が思わしくない状態を「未病(みびょう)」と言いますが、当院の鍼灸治療は常に全身治療ですので、このような未病にも効果があります。ストレスが多く、就業時間が長くなる現代ですが、日ごろの身体と心のメンテナンスにも効果があります。
源保堂鍼灸院の鍼灸治療の特長
源保堂鍼灸院の鍼灸治療について、その特長をまとめておきましたので、こちらのページも参考になさってください。
源保堂鍼灸院の鍼灸治療の特長

