Q.鍼は痛いですか?
A.鍼はほとんど痛くはありません。
鍼灸の鍼は髪の毛ほどの細さですので、注射針のような身を切るような痛さはありません。場所によってはチクッと感じるところもありますが、それも感じないくらい軽微な刺激ですので、痛みはありません。しかし、ツボは身体の状態や季節などによって、身体の奥にあることがあり、そのときは若干ツボの部分が重く感じることなどはありますが、これも痛みというほどのものではありません。
当院で使う銀の鍼とマッチとの比較。
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Q.使用する鍼は清潔ですか?
A.当院の鍼は全て新品を下ろし、使い捨てるので清潔です。
源保堂鍼灸院で使用している鍼は、一回の治療毎に新品を下ろし、使用後には廃棄します。使い捨てですので、常に新しく清潔な鍼で鍼灸治療を受けられます。
八分長柄鍼の包み
八分長柄鍼を取り出しているところ。
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Q.鍼の材質は何ですか?
A.当院の鍼の材質は銀です。
当院で使用している鍼の材質は銀です。銀は身体になじみやすく、身体の微妙な変化を捉えやすいので、鍼灸治療に適した素材と考えています。
最近ではステンレスの鍼が主流となっておりますが、これは、ステンレス鍼の単価が安い、通電をする、硬く鍼をしやすいという治療者側の利便性によるところが多いように思います。しかし、気を感じながら一つ一つのつぼを大切に鍼をするという手法の当院では、ステンレス鍼の使用はしておりません。
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Q.鍼の起源はどこですか?
A.古代中国です。
鍼の起源は何千年も前の中国と言われており、最初は松葉のような植物で行われていたとも、魚の骨や動物の骨で行われていたとも言われており、その原型らしきものが古代の遺跡から発掘されるようです。また、古代の人が顔や身体にしている刺青の一部は、経絡やツボをと一致しているものも多いようで、有史以前からツボ、鍼、といった概念はあったと考えられています。
確かな資料としては、2000年前に書かれた鍼灸医学の原典の一つである『黄帝内経(こうていだいけい)・素問(そもん)』や、前漢時代の馬王堆漢墓(まおうたいかんぼ)という王族の遺跡から見つかった鍼の治療器具などがあります。『黄帝内経』の中の「異法方宜論(いほうほうぎろん)」という章には、「鍼は気候や風土の関係で中国の南方で発生した」と書いてあります。
医学の祖といわれる黄帝。
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Q.鍼は患部(症状のあるところ)に刺すのですか?
A.当院では患部には鍼をしません。
表参道・青山・源保堂鍼灸院では、「本治法(ほんちほう)」という伝統的な鍼灸術を施しますが、この本治法は、患部(痛みや症状のあるところ)には直接鍼をしません。症状の根本的な原因を除去し、身体全体の回復力を使って調整していくことが当院の治療の特長ですので、その方針に従って、患部に直接鍼をすることはありません。これまでの臨床経験からみましても、患部に鍼をするよりも、根本的なところを調整する鍼灸治療のほうが治りも早いと感じています。
直接患部に鍼をしてほしい方にとっては、満足度(治療効果ではなく、“治療を受けた~”という実感としての満足度)は低いかもしれませんので、患部に刺す鍼をご希望の方は、他の鍼灸院を探すことをお薦めいたします。
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Q.鍼は痛いほど効くのですか?
A.鍼の痛さと効果は全く関係しません。むしろ痛い鍼のほうが交感神経を高めて身体を緊張させてしまうので、治療効果が持続せず、効かないことが多いと考えられます。
鍼は痛くないように刺すのが本来の姿です。鍼が生まれた頃の『黄帝内経』という本には、“鍼は、蚊や虻が止まるように(刺されたのが分からないように)刺しましょう。”と記されています。痛いほうのが効果があると思われるようになったのは、電気を流すような現代的な鍼が奨励された時代の名残で、伝統的な本来の鍼灸ではこのような痛ければ効くという考え方はしておりません。
表参道・青山・源保堂鍼灸院では伝統的な鍼灸をしていますので、髪の毛ほどの鍼を使用して、一つのツボを大切にしていきますので、痛い鍼はしません。
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Q.鍼灸治療は毎日受けても大丈夫ですか?
A.当院の治療でしたら大丈夫です。
鍼灸治療は身体の中の気血を調整して身体をほぐしていきます。そのためマッサージのような揉み返しはありませんので、毎日受けても大丈夫です。
例えば西洋医学の薬や、東洋医学の漢方薬でも、症状がなくなるまで毎日、毎食後飲むものが多いですが、身体(特につらい症状や病気を持っている場合などは)を治すということは、それだけ身体への調整を続けていかなくてはいけないものです。これは鍼灸にとっても同じことで、こと“治す”ということで言えば、毎日でも受けたほうのが効果は上がりやすいのは確かです。
しかし毎日通うことは、金銭的にも時間的にも続けられるものではありません。そこで、源保堂鍼灸院では、週一~週二くらいの間隔で、長い目で体質改善をしながら治していくことをお薦めしておりますそして、その鍼灸治療をより確かなものにするため、日々技術と学問の研鑽に励み、よりよい鍼灸を提供できるように努めています。
Q.鍼灸は東洋医学ですか?
A.鍼灸もれっきとした東洋医学です。しかし、同じ鍼灸でも、東洋医学の理論を否定して、現代医学の知識で鍼灸をされる先生もいらっしゃいます。
東洋医学と言いますと、依然として漢方薬だけと思っている方も少なくありません。しかし、鍼灸はれっきとした東洋医学の一部であり、歴史は漢方薬も古いといわれています。
しかし現在鍼灸師の中には、東洋医学の理論(五行論、陰陽論など)を否定したり、ツボや経絡といった鍼灸にとって最も基本的なものでさえも否定する方もいます。こういった方々は、治療の指針を現代解剖学や現代生理学に求めていますので、こういった鍼灸は東洋医学とは言えないのではないかと思います。
もともと鍼灸は東洋医学の原点の一つですのでおかしな話ですが、“東洋医学らしい鍼灸”“東洋医学的な鍼灸”“東洋医学の鍼灸”をお探しの方は、通ってみようと思っている鍼灸院が、どのような方針でやっているのかをお尋ねしておくことをお薦めいたします。
※ 東洋医学的鍼灸と、現代解剖学的鍼灸のどちらが効くかというよりは、鍼灸には大きくこの二つの流派があり、自分がどちらの鍼灸を受けてみたいかということを理解しておくことが大切です。
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